女性のおひとりさまディナーにもオススメ！世界三大珍味も味わえる噂の油めん。

大久保の雑踏の中、ひときわ目を引く生成り暖簾と木枠の引き戸。一見鮨屋のような店構えの「Japanese noodles 真」は、和の出汁やイタリアンのコンセプトも取り入れた、女性にも嬉しいさっぱり系の油そば店です。

特長は、通常よりも細めの特製麺を使い、メニューごとにタレと油の組み合わせをかえ、麺に絡める油の量も少なめなこと。通常のラーメンのようにスープがないことから、カロリーも低めだそうです。そして、雲丹、キャビア、トリュフなど豪華食材が記されたメニューが多いのにも驚かされました。これは、おもしろい食体験ができそうです。

オーナーシェフのお薦めから2品選んでみました。

「和」の風味がたまらない一番人気のメニューとは

一番人気の「【真】油soba」。
かつお出汁ベースの油を絡めた麺は、もちもちした食感。5時間煮込んだ自家製チャーシューや厚めでかみごたえのあるメンマとのバランスがとてもよいです。
最後にすりおろした柚の香りと甘めのかつお出汁の香りがなんとも和。
食べ進めても「油」を必要以上に感じることはありません。出汁を麺に絡めさせるために必要な油分だけを補ったかのように少量です。
美味しい日本そばとラーメンのよいとこどりをしているようなメニューです。

かつて油そばは好みではないと思ったことがありましたが、この「【真】油soba」は私の苦手意識を120%払拭してくれました。

オーナーシェフの阿部氏は、都内の中華料理、ラーメン店を経て「Japanese noodles 真」を2年前にオープン。女性と海外からの観光客をターゲットに、和洋中とさまざまな料理のエッセンスを取り入れたメニューを開発、提供しているそうです。

イタリアンの人気メニューが油めんに？！

イタリアンで人気の雲丹のパスタからヒントを得た「雲丹油soba」。
雲丹だけでも豪華なのに、トッピングをキャビアかイクラから選べます。
麺を口に含むと、舌の上にさまざまな雲丹の美味しさのグラデーションが繰り広げられます。
こんなに多方向から攻めてくる雲丹の美味しさを味わうのは初めてかもしれません。
より雲丹の旨味を表現するため、ペーストと液体状の雲丹ソースなどを合わせた雲丹油。雲丹の甘さをトッピングのキャビアが引き締める、華やかな味わいの油めんです。

麺についてくるお吸い物は上品なかつお出汁。
温かい汁物がないと麺が食べにくいというお客さんの声をとりいれ、お店で出汁をひいているそうです。オーナーシェフの丁寧な仕事ぶりがうかがえます。

世界三大珍味のトリュフ、キャビア、フォアグラを使った「トリュフ油soba」や、暑い季節になると食べたくなる「麻辣油soba」の他、
おつまみ、、ビール、日本酒、チュウハイ、サワーなどが揃っているので、仕事帰りの一杯を楽しんでから油めんでしめるなど、女性のおひとりさまにもおすすめです。

 

Japanese noodles 真
住所：東京都新宿区百人町1-24-8
電話：03-5989-1440
営業時間：月～土　11:00~22:00 (21:45 LO) 日曜定休
http://aburasoba-shin.strikingly.com/

 

この記事を書いた人

草間由紀
食、美容、インテリアの外資ブランドを経て独立。
ライフスタイル系ブランドのブランディング&PR会社「Fabcomm ファビュコム」代表。ブログ 、インスタグラム、フェイスブックでは、都会型ライフスタイル、食べ歩きに関する情報を更新している。